夫が浮気する夢を見た。相手は隣町に住む私の友人で、2回のボディータッチを見て「これは浮気している……」と気付いてしまった。その瞬間火が付いたように暴れて、泣きながら罵ったのでめちゃくちゃ疲れた。あまりの悲しさに目が覚めてしまい、夫を起こして現実世界でも泣いてしまった。15分くらい涙が止まらなかった。
心臓がバクバクして収まらないので猫のお世話をしたり、息子のお弁当を作ったりしながらずっと泣いていた。何が嫌だったかって、「もう２度と会わない」「子供たちにも謝って」「何もいらないから私の人生からいなくなって」と言った自分の言葉に深く傷ついた。大声で罵りながら、「もう２度と夫に会えない」と思うと悲しくて悲しくて死んでしまうかと思った。
いや、全て夢の中の出来事なんだが。
夢でよかった。しかしされてもない浮気で泣き続けるのやばくないか。何かしらの病気なんだろうか。いや違う、これはPTSDだ。
むかーしむかし、浮気症の男と付き合っていたことがある。嫉妬とフラッシュバックに悩まされて、罵り合いの日々。まさに地獄でしかなかった。よく「浮気は魂の殺人」なんていうけれど、本当にその通りだと思う。今思い返してみれば本気で好きだったわけでもないのに、よくもまぁ執着してしまったものだ。傷つけられたという事実にだけ着目してしまい、前が見えなくなっていたのだと思う。その後しっかり相手に社会的な制裁を与えたところまで含めて、全てが時間の無駄としか思えない。それなのにいまだに後遺症のように浮気される夢を見る。
しかも相手は優しい優しい夫。夜中に唐揚げとポテトを揚げてくれる癒しのゆるキャラ。そんな夫に浮気をされたなら、ダメージは計り知れない。
……ちょっと嫌な夢見すぎでは……？
いやそれでもこれはPTSDの悪夢で間違いないと思う。本当に、傷つけられたり裏切られたりする経験というのは、何年も何年も心の中に残り続けるものなのだと感じる。
何が言いたいかと言うと、やっぱり今日も夫を大切にしよう。私のことを大切にしてくれる人のことを大切にしよう。
は～～！ 夫大好きだよ～～！（いつもの結論）
